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プレスリリース
平成23年8月5日
独立行政法人 農業生物資源研究所

国立大学法人帯広畜産大学における委託研究に係る
不適正な経理処理に対する措置について


独立行政法人農業生物資源研究所(以下「生物研」という。)は、国立大学法人帯広畜産大学における研究費の不適正な使用に関する調査結果を受けて、同大学に対する経理調査等を実施し、生物研が農林水産省農林水産技術会議事務局から委託を受けて実施した委託研究において不適正な経理処理が行われていたことを確認しました。

このため、生物研は国立大学法人帯広畜産大学に対し、不適正な経理処理に係る委託費の返還請求等の措置を行うことといたします。

 1  不適正な経理処理の内容

下記委託研究費において、研究代表者である教員が架空の購入伝票を作成し、それにより取引業者に架空の支払に必要な書類を作成させ、大学から当該業者に支払わせた。支払われた代金は当該業者に預け金としたうえで、別途研究用消耗品などの購入費用に充てるなどしていた。

  • 平成18年度
    「ゲノム育種による効率的品種育成技術の開発」
30,922円
 2  生物研の措置の概要
(1)国立大学法人帯広畜産大学に対する不適正な経理処理を行った委託費(5%の利息を含む)の返還請求
(2)返還金の国(農林水産省)への返還

本件に関するお問い合わせ先
独立行政法人 農業生物資源研究所
研究企画調整室 半田、浅沼
電話  029-838-7426 又は 029-838-7429


【掲載新聞】 8月6日土曜日:毎日新聞、朝日新聞

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