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Kasalath(インディカイネ)と日本晴(ジャポニカイネ)は親品種で、遺伝子解析によるとKasalathのコメが細いことの約40%qSW5遺伝子の作用。qSW5遺伝子はKasalathで機能していて、日本晴では、機能していない。日本晴に機能するKasalath型のqSW5を導入したのがSL22やNIL(qSW5)という系統で、コメ幅が細くなっている。 図2 栽培化遺伝子の変化からみたイネの栽培化 3つの栽培化遺伝子(qSW5, qSH1,Wx)が米の幅、穂からのでこぼれ易さ、米のモチモチ感を決定している。赤い矢印は、3つの栽培化遺伝子の変化から推定されるイネの栽培化の流れを示す。
**日本晴の遺伝背景でqSW5遺伝子領域が日本晴とカサラス型(機能型)にすると収量が落ちる。 [ 農業生物資源研究所トップページ ] [ プレスリリースリスト ] |