(独)農業生物資源研究所(生物研)は農業分野の生命科学の研究開発を進め、農業技術の発達、国民の食料確保や健康の増進、生物産業の振興に役立つ研究を実施しています。また、平成20年度から開始される、新たな総合的ゲノム関連研究プロジェクト(農林水産省委託)で中核機関として遺伝子組換え作物の開発などの生命科学技術を使った実用化技術開発に積極的に参画することを企画しています。
今回開設したオープンラボ"マイクロアレイ解析室"は、イネやトウモロコシ等のゲノムをマイクロアレイという手法を用いて解析を行う施設です。生物研が開発した「イネ44Kマイクロアレイ」を用いて、遺伝子発現状況を一度に高精度かつ短時間で補足できる有用なツールです。生物研は、多くの研究者がこの施設を利用し、ゲノム機能解析研究を加速し、実用的な成果を得ることを支援するとともに、得られたデータが研究コミュニティーの財産として蓄積、保存され、最終的には公開されることを目指しています。
オープンラボの開設により、大学、独立行政法人、民間等における生命科学研究・ゲノム研究が加速化され、世界をリードする日本発の農業・産業技術の成果が益々多く生み出されることを期待します。
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