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農業生物資源研究所メールマガジン 92号 平成26年10月31日 |
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□■目次■□ |
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<お知らせ> |
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<プレスリリース> |
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<遺伝子組換え情報> |
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<イベント・行事案内> |
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<求人> |
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<お知らせ> |
1) 見学の申込みについて |
- 生物研には、博物館・ギャラリーのような特別な施設はありませんが、研究施設の一部、研究成果の展示スペースなどを見ていただくことができま す。
- 見学等については事前申込制となっており、見学のお申し込みは、見学予定日の3週間前迄に申込みフォーム、メールまたはファクシミリにてお申込 みください。
- ただし、4月末から本部地区のジーンバンク施設新築工事等に伴い、見学会場の変更等を行う場合がございます。
- 筑波農林研究団地内各機関を2機関以上見学される場合は、農林水産技術会議事務局筑波事務所にお申し込み下さい。
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<プレスリリース> |
2) 細胞内コレステロールの挙動調節に必須の新しい遺伝子「ノッペラボー」を発見 −ショウジョウバエのステロイドホルモン生合成の研究から− (平成26年10月3日発表)
- キイロショウジョウバエを用いた研究から、ステロイドホルモン生合成器官でのコレステロールの挙動調節において必須の役割を担う新規遺伝子を発見し「ノッペラボー」と命名しました。
- 広範な作用を持つコレスロールの調節において、ノッペラボーはステロイドホルモン生合成器官のみで働くという新たな仕組みを解明しました。
- ヒトを含む動物のコレステロール動態調節に新たな作用機序の知見を与えると共に、昆虫の発育を制御する新たな農薬の開発ターゲットとなることが 期待されます。
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3) 大型台風に耐える最強のイネの謎を解明 −強稈性と低リグニン性の両立により食用、飼料、バイオマスエネルギー用新品種開発に道を開く− (平成26年10月10日発表)
- 最強のイネで知られる本学および農研機構共同育成の水稲品種「リーフスター」のもつリグニン合成酵素シナミルアルコールデヒドロゲナーゼの自然変異の遺伝的特性と、低リグニン性と強稈性を両立する品種改良のための新形質を解明しました。
- この成果により、倒伏しやすいコシヒカリなどの食用品種の倒伏抵抗性の改良だけでなく、低リグニン性で消化性、糖化性がよく、かつ倒伏しにくい強稈性の飼料・バイオマスエネルギー用新品種の開発、ひいては世界の食料、飼料の増産、食料・エネルギー問題の解決に貢献することが期待されま す。
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4) 日本のイネ175品種の代謝物すべてをゲノムワイド関連解析 −ある種のフラボノイドは「ハツニシキ」には含まれ「コシヒカリ」には含まれない− (平成26年10月28日発表)
- 二次代謝産物の組成に影響を与える143箇所の遺伝子多型を検出しました。
- イネに含まれる342種類の二次代謝産物を検出、そのうち91種類の構造を解明染ました。
- 遺伝子組み換え技術を使わずに健康機能成分を含むイネ品種の開発が期待されます。
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5) トビイロウンカに幅広い抵抗性を有するイネの作出に弾み −トビイロウンカを餓死させる遺伝子の特定に成功− (平成26年10月29日発表)
- 栽培イネのトビイロウンカに対する抵抗性遺伝子BPH26(ビー・ピー・エイチ・ニジュウロク)を世界で初めて特定し、DNAマーカーを開発しました。
- PH26とともに存在すると、トビイロウンカに幅広い抵抗性を発揮する遺伝子BPH25のDNAマーカーも、今後2-3年の間に開発の見込みです。
- この二つの遺伝子のDNAマーカーを利用することにより、日本に飛来するトビイロウンカに抵抗性を発揮する国内水稲品種の作出を飛躍的に短縮できます。
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<遺伝子組換え情報> |
6) 遺伝子組換えの情報提供を随時行っています。 |
- 遺伝子組換え作物のほ場での栽培、隔離飼育区画における遺伝子組換えカイコの飼育実験情報を随時、更新し、情報提供をするとともに、過去の遺伝 子組換え情報もご覧いただけます。
- 最新更新情報は、平成26年度遺伝子組換えイネ(スギ花粉ペプチド含有イネ)の栽培管理及び交雑調査結果について (平成26年10月10日) のお知らせです。
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<イベント・行事案内> |
7) 国立科学博物館特別展「ヒカリ展」に出展協力します。 |
- ヒカリ展は、「宇宙と光」「地球と光」「人と光」をキーワードに、美しい光の世界を紹介する展覧会です。
- 宇宙から地球に降りそそぐ光は、地球の磁気圏や大気圏を通り私たち人類が生活する地上を照らしています。
- 本展では、目に見える光(可視光)だけでなく、電波や赤外線、紫外線、X線なども含めた広い意味での光を扱います。太陽や星、オーロラ、光る鉱 物や生物など、自然界に存在するさまざまな「光」を集め、その魅力やふしぎに迫ります。
- 生物研からは、光る十二単風舞台衣装、光る遺伝子組換え繭等を出展します。
◇ | 開催日:平成26年10月28日(火曜日)〜平成27年2月22日(日曜日) |
◇ | 場所:国立科学博物館上野本館 (台東区上野公園7-20) |
◇ | 主催:国立科学博物館、日本経済新聞社、BSジャパン |
◇ | 協力:生物研ほか |
□ 詳しくはホームページをご覧下さい。 http://hikari.exhn.jp/
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8) 第53回農林水産祭「実りのフェスティバル」に出展します。 |
- ジーンバンク事業30周年を記念し、種子地球儀、種子(イネ、トウモロコシ、アズキ)コアコレクション、(独)種苗管理センターの協力で各種 ジャガイモ種子等を展示します。
◇ | 開催日時:平成26年10月31日(金曜日)〜11月1日(土曜日) 10:00〜16:00 |
◇ | 場所:サンシャインシティワールドインポートマートビル4階 展示ホールA(東京都豊島区東池袋) |
□ 詳しくはホームページをご覧下さい。 http://www.affskk.jp/ |
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9) 「サイエンスアゴラ2014」に出展します。 |
- 「遺伝子組換え技術に支えられている私たちの生活」と題し、生活の役に立つための様々な遺伝子組換え研究の紹介を行い、皆さんからの疑問、質問をお受けします。「こんな研究は応援するよ」「こんなことが出来るといいね。」などのご意見をお聞かせ下さい。
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10) 「つくば科学フェスティバル」に出展します。 |
- 「まゆ玉人形をつくろう!」と題し、いろいろな色の繭を使って、オリジナルの人形を作ってみよう。
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11) アグリビジネス創出フェア2014」に出展します。 |
- 「クモ糸シルク」や「蛍光シルク」で作った衣服や布をぜひご覧ください。
- また、シルク素材を使ったフィルムやスポンジ、遺伝子組換えカイコで作った検査薬など、医薬方面へのカイコやシルクの新しい使い方をご提案します。
- 農業関連の種子等の収集、評価、保存、配布などを行うジーンバンクや、カビを水洗できるコーティング技術についても紹介します。
- 12日の午前・午後に1課題ずつ、プレゼンテーションを行います。
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12) 「シルク・サミット2014 in シルクファクトおかや」を開催します。 |
- シルク・サミットは、それぞれの地域で養蚕・製糸・染織等の生産活動をしている方や博物館・資料館で地域の方と一緒になって活動している方、絹工房等の地域活動をしている方々が相互に意見交換や情報・技術の交流を行うことを目的として、毎年秋に開催しています。
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<求人> |
9) 職員(一般職員)の募集を行っています。 |
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10) 契約職員(特別研究員、研究支援者、補助員)の募集を引き続き行っています。 |
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