研究ハイライト

  • ゲノム編集技術を用いた簡便・正確・高効率な遺伝子挿入法の開発
    - ヒト培養細胞、カイコ、カエルで成功 -

    人工DNA切断酵素と生物が持つDNA修復機構の一つを利用して、染色体上の狙った位置に外来遺伝子を挿入する技術を開発。ヒト培養細胞や両生類(カエル)において、目的タンパク質の可視化に成功。昆虫(カイコ)においても、染色体上の狙った位置に蛍光タンパク質遺伝子を挿入することに成功。

    研究イメージNature Communications 5, doi:10.1038/ncomns6560

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  • トビイロウンカに幅広い抵抗性を有するイネの作出に弾み
    -トビイロウンカを餓死させる遺伝子の特定に成功-

    栽培イネのトビイロウンカに対する抵抗性遺伝子BPH26(ビー・ピー・エイチ・ニジュウロク)を世界で初めて特定し、DNAマーカーを開発しました。BPH26とともに存在すると、トビイロウンカに幅広い抵抗性を発揮する遺伝子BPH25のDNAマーカーも、今後2-3年の間に開発の見込みです。この二つの遺伝子のDNAマーカーを利用することにより、日本に飛来するトビイロウンカに抵抗性を発揮する国内水稲品種の作出を飛躍的に短縮できます。

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  • 日本のイネ175品種の代謝物すべてをゲノムワイド関連解析
    -ある種のフラボノイドは「ハツニシキ」には含まれ「コシヒカリ」には含まれない-

    二次代謝産物の組成に影響を与える143箇所の遺伝子多型を検出。イネに含まれる342種類の二次代謝産物を検出、そのうち91種類の構造を解明。遺伝子組み換え技術を使わずに健康機能成分を含むイネ品種を開発へ。

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  • 細胞内コレステロールの挙動調節に必須の新しい遺伝子「ノッペラボー」を発見
    ~ショウジョウバエのステロイドホルモン生合成の研究から~

    キイロショウジョウバエを用いた研究から、ステロイドホルモン生合成器官でのコレステロールの挙動調節において必須の役割を担う新規遺伝子を発見し「ノッペラボー」と命名しました。広範な作用を持つコレスロールの調節において、ノッペラボーはステロイドホルモン生合成器官のみで働くという新たな仕組みを解明しました。ヒトを含む動物のコレステロール動態調節に新たな作用機序の知見を与えると共に、昆虫の発育を制御する新たな農薬の開発ターゲットとなることが期待されます。

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  • 根粒の数を調節する転写因子
    ~根粒共生の省エネルギーシステムの起動スイッチを発見~

    ダイズやインゲンなどの重要な農作物を含むマメ科植物は、葉を介した遠距離シグナル系によって根全体の根粒の数を調節しています。基礎生物学研究所の征矢野敬研究員、川口正代司教授と農業生物資源研究所 植物共生機構研究ユニット 林誠ユニット長らの研究グループは、根粒の着生数のバランスを保つ機構において、NINという名の一つの転写因子が根粒形成の開始と抑制を同時に行っていることを明らかにしました。根粒の数の調節は、マメ科植物が過剰なエネルギーの消費を回避して健全に生長するたに極めて重要です。

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  • ブタのコラーゲンから角膜再生に適した新素材を開発
    - 生体適合性の高い角膜再生素材として期待 -

    ブタコラーゲンを用いて、透明性と生体適合性に優れた半球面形状の新素材を開発しました。この新素材を足場としてヒトの細胞を培養することで、角膜組織を再現できました。今後、東京大学医学部附属病院では、この成果を利用して新しい角膜再生医療技術の実用化に取り組みます。

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【 開催日順に掲載 】

シルク・サミット2014 in シルクファクトおかや 11月28日-29日開催(10月16日掲載)

植物科学シンポジウム2014 12月3日開催(10月31日掲載)

農業生物資源研究所がオープンカレッジを開催 9月4日-12月11日毎週木曜日開催 (4月11日掲載)

つくば医工連携フォーラム2015 2015年1月23日開催(10月17日掲載)

ヒカリ展(出展協力:生物研) 10月28日-2月22日開催(9月29日掲載)

イベント・行事案内一覧