研究ハイライト

  • 多様な機能を付与する有用遺伝子をイネから発見
    - 耐病性,耐塩性,耐乾性,光合成向上,分げつ増大 -

    愛媛大学農学部分子生物資源学教育分野の西口正通(ニシグチ マサミチ)教授と独立行政法人農業生物資源研究所植物科学研究領域の市川裕章(イチカワ ヒロアキ)上級研究員の共同研究チームが,イネのヘムアクチベータータンパク質遺伝子(OsHAP2E)の過剰発現が,植物病原菌や細菌,塩害及び乾燥に対する抵抗性を付与し,光合成及び分げつ数を増大させるという機能をもつことを発見しました。たった1つの遺伝子が,このように多くの有用機能を付与することはこれまで知られていませんでした。今後,この遺伝子を利用することにより,植物病原菌や細菌による病害耐性を付与するだけでなく,塩害や乾燥地帯において作物の栽培を可能にし,人口増大に伴う食料不足に貢献すると期待されます。

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  • クモ糸を紡ぐカイコの実用品種化に成功
    - 大量生産への道を拓く -

    強くて切れにくいクモ糸の性質と、シルクの性質を合わせもつ新しいシルク(クモ糸シルク)を生産するカイコの作出に成功しました。クモ糸シルクは通常のシルクの1.5倍の切れにくさを持ち、クモの縦糸に匹敵するほどでした。クモ糸シルクを用いて、通常のシルクと同様の工程で織物に加工することに成功しました。今後は、さらに強度や機能性を高めたクモ糸シルクを開発することにより、手術用縫合糸などの医療素材や防災ロープ、防護服などの特殊素材への応用が期待されます。

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  • カイコの卵で導入遺伝子を強力に働かせることに成功
    - 組換えカイコによる有用物質生産技術を使いやすく -

    カイコの卵で遺伝子を強く働かせるプロモーターを発見しました。これまで、組換えカイコを作出する際、目的の遺伝子が導入された卵の選抜には熟練が必要でしたが、このプロモーターを利用することにより、誰でも素早く正確に目的とするカイコの卵を選抜できます。

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  • トマトとウイルスの生き残り戦略を解明

    トマトのウイルス抵抗性タンパク質が、ウイルスの増殖を抑える仕組みをタンパク質の立体構造から明らかにしました。トマトとウイルスが互いに幾つかのアミノ酸を変化させる生き残り戦略を有していることが分かりました(共進化とも言います)。現在、この成果を利用した抗ウイルス剤の開発に取り組んでいます。

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  • 非天然型アミノ酸を組み込んだシルクの生産に成功

    簡便な化学反応に利用できる非天然型アミノ酸を組み込んだシルクを生産するカイコの作出に成功しました。生産された非天然型アミノ酸を組み込んだシルクに蛍光分子を結合することに成功し、様々な分子の結合の可能性を示しました。今後、骨形成タンパク質等の生物活性のある物質を結合させ、再生医療用シルク材料の開発が期待されます。

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  • コムギのゲノム配列の概要解読に成功

    生物研などが参加した国際コンソーシアムは、イネの40倍もあるコムギゲノムの塩基配列の概要を明らかにし、コムギの様々な特徴を決定する遺伝子を約12万個見出しました。これら遺伝子の機能を解明し、農業上有用な特性に関わる遺伝子の単離や、DNAマーカーの開発を進めることにより、病気に強く栽培しやすい品種などの作出を加速することが可能となります。

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    Science 345 (6194) DOI:10.1126/science.1251788

    IWGSCプレスリリース

  • 世界初、ガラス化保存未成熟卵子から子ブタを生産

    ガラス化保存ブタ未成熟卵子の加温温度の最適化により、加温後の卵子の生存率が20%向上し、胚盤胞期への発生率が1.6倍に向上します。この手法で、世界初のガラス化保存卵子由来の子ブタを生産しました。卵子による保存が可能となったことから、ブタ遺伝資源の安定的な保存につながります。

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《職員の募集》
常勤職員(一般事務)の募集について (8月1日掲載)
平成27年度職員採用試験(技術専門職員)募集案内 (7月1日掲載)
パーマネント研究職員(7ポスト)の公募について (6月24日掲載)


プレスリリース 多様な機能を付与する有用遺伝子をイネから発見 (9月1日掲載)

平成26年度遺伝子組換えカイコの飼育を開始(8月29日掲載)

プレスリリース クモ糸を紡ぐカイコの実用品種化に成功 (8月28日掲載)

(日時変更)平成26年度遺伝子組換えイネの栽培を実施(8月27日更新)

プレスリリース カイコの卵で導入遺伝子を強力に働かせることに成功 (8月25日掲載)

プレスリリース (独)農業生物資源研究所、(独)農業環境技術研究所、(独)国際農林水産業研究センター、(独)森林総合研究所、(独)水産総合研究センターにおける経理処理に係る調査委員会の設置について (8月22日掲載)

プレスリリース トマトとウイルスの生き残り戦略を解明 (8月20日掲載)

プレスリリース 非天然型アミノ酸を組み込んだシルクの生産に成功 (8月19日掲載)

みんなで考えよう 遺伝子組換え農作物・食品 の改訂版を掲載いたしました。(8月6日掲載)

行事・イベントの案内 植物科学・作物育種におけるフェノーム解析-はじめて画像解析を行う研究者のための入門実習- 10月2日3日開催(8月5日掲載)

食と農の未来を提案するバイオテクノロジー 農業生物資源研究所の研究活動の改訂版を掲載いたしました。(8月1日掲載)

カイコってすごい虫!の改訂版を掲載いたしました。(8月1日掲載)

平成26年度遺伝子組換えイネの収穫を実施(7月31日掲載)

プレスリリース コムギのゲノム配列の概要解読に成功 (7月18日掲載)

平成25年度の主な研究成果(7月17日掲載)

行事・イベントの案内 つくばちびっ子博士 8月21・22日開催(7月17日掲載)
※申込は終了いたしました。

行事・イベントの案内 第14回TTCバイオカフェ 9月19日開催(7月14日掲載)

行事・イベントの案内 「世界遺産「富岡製糸場」に行く前にカイコを知ろう!」(夏休み小学生向け体験教室)のご案内 8月6日12日開催(7月11日掲載)
※申込は終了いたしました。

トムソン・ロイターのHighly Cited Researchersに選出(7月10日掲載)

平成26年度遺伝子組換えカイコの飼育を開始(7月8日掲載)

プレスリリース (独)農業・食品産業技術総合研究機構、(独)農業生物資源研究所、(独)国際農林水産業研究センターにおける植物防疫法に基づく輸入時の検査を受けずに種子を輸入した事案について (6月27日掲載)

プレスリリース 世界初、ガラス化保存未成熟卵子から子ブタを生産 (6月16日掲載)

過去の新着情報一覧

多様な機能を付与する有用遺伝子をイネから発見 (9月1日掲載)

クモ糸を紡ぐカイコの実用品種化に成功 (8月28日掲載)

カイコの卵で導入遺伝子を強力に働かせることに成功 (8月25日掲載)

《お知らせ》 (独)農業生物資源研究所、(独)農業環境技術研究所、(独)国際農林水産業研究センター、(独)森林総合研究所、(独)水産総合研究センターにおける経理処理に係る調査委員会の設置について (8月22日掲載)

トマトとウイルスの生き残り戦略を解明 (8月20日掲載)

非天然型アミノ酸を組み込んだシルクの生産に成功 (8月19日掲載)

コムギのゲノム配列の概要解読に成功 (7月18日掲載)

(独)農業・食品産業技術総合研究機構、(独)農業生物資源研究所、(独)国際農林水産業研究センターにおける植物防疫法に基づく輸入時の検査を受けずに種子を輸入した事案について (6月27日掲載)

世界初、ガラス化保存未成熟卵子から子ブタを生産 (6月16日掲載)

《お知らせ》 平成26年度遺伝子組換えカイコの飼育(第1種使用等)に関する飼育実験計画書の公表及び説明会の開催 (5月27日掲載)

シュウ酸カルシウム針状結晶とプロテアーゼとの劇的な相乗的殺虫効果を発見 (5月19日掲載)

農畜産物の大量のゲノム情報を育種に有効活用するためのデータベースを開発 (5月15日掲載)

《お知らせ》 NIASシンポジウム「再生医療、創薬および動物実験代替法の分野における実用化を指向したコラーゲンビトリゲルの開発状況」開催のご案内 (5月12日掲載)

《お知らせ》 平成26年度遺伝子組換え農作物の栽培(第1種使用等)に関する栽培実験計画書の公表及び説明会の開催 (5月2日掲載)

《お知らせ》 海外植物遺伝資源のアクセス改善に向けた「アジア植物遺伝資源(PGR Asia)構想」の推進について (4月30日掲載)

《お知らせ》 平成26年度遺伝子組換え農作物の栽培(第1 種使用等)に関する栽培実験計画書の公表及び説明会の開催 (4月30日掲載)

ネムリユスリカを使った宇宙での微小重力影響実験 (4月15日掲載)

農業生物資源研究所がオープンカレッジを9月から開催 (4月11日掲載)

《お知らせ》 平成26年度遺伝子組換えイネの隔離ほ場における栽培(第1種使用等)に関する栽培実験計画書の公表及び説明会の開催 (3月7日掲載)

《研究成果の紹介》 遺伝子組換えカイコによるタンパク質生産技術に関する特許の通常実施権を大関株式会社に許諾 (3月5日掲載)

ウシの人工授精効率向上に貢献へ (3月3日掲載)

《研究成果の紹介》哺乳類において雌の生殖制御中枢の活動を促進するフェロモンを同定 (3月3日掲載)

アリの情報交換に関わる新型タンパク質を発見 (2月25日掲載)

性フェロモンを利用したサトウキビの害虫防除に成功 (2月20日掲載)

耐凍性を持つヒル(環形動物)の発見 (2014年1月23日掲載)

不審なメールの大量送信事案の発生について (2014年1月21日掲載)

細胞内タンパク質の特定領域の働きを詳細に評価できる新しい技術の開発に成功 (12月11日掲載)

プレスリリース一覧

【 開催日順に掲載 】

つくばちびっ子博士 8月21・22日開催(7月17日掲載)
※申込は終了いたしました。

第14回TTCバイオカフェ 9月19日開催(7月14日掲載)

植物科学・作物育種におけるフェノーム解析-はじめて画像解析を行う研究者のための入門実習- 10月2日3日開催(8月5日掲載)

農業生物資源研究所がオープンカレッジを9月から開催 (4月11日掲載)

イベント・行事案内一覧

平成26年度遺伝子組換えカイコの飼育を開始(8月29日掲載)

(日時変更)平成26年度遺伝子組換えイネの栽培を実施(8月27日更新)

平成26年度遺伝子組換えイネの収穫を実施(7月31日掲載)

平成26年度遺伝子組換えカイコの飼育を開始(7月8日掲載)

平成26年度遺伝子組換えカイコの飼育(第1種使用等)に関する飼育実験計画書の公表及び説明会の開催 (5月27日掲載)

平成26年度遺伝子組換えダイズ及びトウモロコシの栽培を実施 - 高オレイン酸含有及び除草剤耐性ダイズと害虫抵抗性及び除草剤耐性トウモロコシを試験ほ場で栽培 - (5月22日掲載)

平成26年度遺伝子組換えタバコの栽培を実施 - 葉緑体形質転換タバコを隔離ほ場で栽培 - (5月22日掲載)

平成26年度遺伝子組換えイネの栽培を実施 - 複合病害抵抗性イネ及び開花期制御イネを隔離ほ場で栽培 - (5月22日掲載)

平成26年度遺伝子組換えイネの栽培を実施 - スギ花粉症治療イネを隔離ほ場で栽培 - (5月22日掲載)

平成26年度遺伝子組換え農作物の栽培(第1種使用等)に関する栽培実験計画書の公表及び説明会の開催 (5月2日掲載)

平成26年度遺伝子組換え農作物の栽培(第1 種使用等)に関する栽培実験計画書の公表及び説明会の開催 (4月30日掲載)

平成26年度遺伝子組換えイネの栽培を実施- スギ花粉ペプチド含有イネを隔離ほ場で栽培 -

平成26年度遺伝子組換えイネの隔離ほ場における栽培(第1種使用等)に関する栽培実験計画書の公表及び説明会の開催 (3月7日掲載)

平成25年度遺伝子組換えイネ(開花期制御イネ)の栽培管理及び交雑調査結果について (2月18日掲載)

平成25年度遺伝子組換えイネ(複合病害抵抗性イネ)の栽培管理及び交雑調査結果について (2月18日掲載)

平成26年度における第一種使用等の予定について (1月10日掲載)

遺伝子組換え情報提供一覧